007 スカイフォール

投稿日時 2012-12-28 23:27:24 | カテゴリ: 映画

007 スカイフォール


http://www.skyfall.jp/

007のコードネームを持つイギリスの敏腕諜報(ちょうほう)員、ジェームズ・ボンドの活躍を描くスパイ・アクションのシリーズ第23弾。上司Mとの信頼が揺らぐ事態が発生する中、世界的ネットワークを誇る悪の犯罪組織とボンドが壮絶な戦いを繰り広げる。『007/カジノ・ロワイヤル』からボンドを演じるダニエル・クレイグが続投。監督に『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス、共演には『ノーカントリー』のハビエル・バルデム、『シンドラーのリスト』のレイフ・ファインズら、そうそうたるメンバーが結集。イスタンブールをはじめ世界各地でロケが行われた美しい映像も見もの。



今回の007は今までのボンドのイメージがかなり変わる作品でした。

個人的にジェームズ・ボンドの一番のはまり役は
ピアース・ブロスナン
がベストだと思うtake1。

決してダニエルが駄目訳じゃなく、個人的なボンドイメージにピッタリなのがピアース・ブロスナンという事で。。。。

で、007シリーズ50周年記念作品の「スカイフォール」は、50周年記念ということで、制作側の力の入れようが伝わってきた大作であったと思います。

でも、今までのような爽やかに笑顔で現れ、カッコよくやすやすと任務をこなし、さりげなく女を口説く、従来のボンド像とはまったく違うダニエル演ずるボンドは、役者としての貫禄を身に付け、若々しい前作と違い、ベテランエージェントとして大人の余裕ある人間臭さを全面に出したこの現代に合わせリアリティを求めた新しいボンドを見せてくれました。

人間ドラマの部分が強く「いつもの007と違う」と感じる所が多かったのですが、今までに無いパターンでキャラクターを掘り下げ、作品に深みを持たせています。

また、適役がただ単に悪いサイコチックな殺人鬼だけでなく、内に秘めたヤバイぞっとするような怖さを持った男になっていて凄くいい味出してます。

今回はボンドガールが無く、キーになる女性はなんとボンドの上司であるM。

Mに捧げる作品、きっとそれが今作の全てでしたね。

そして、秘密兵器担当のQも久々に復活。。。
で、Qは時代の流れと現代の利便性を取り入れて若者に交代でしたが、この変更は自然で納得出来ました。

オープニングのアクションは相変わらずの迫力で見応え充分。

007は、シリーズモノではありますが、新規ユーザーでも十分楽しめるように作られている作品なんですが今回はちょっとファン向けに作ったような作品でした。

今までの50年間の007の集大成とこれから新しい007復活の狼煙を上げたようなイメージが伝わってきます。

今までのキャラやイメージ設定には充分敬意を払いながら、新しい要素を沢山取り入れてこの先を見据えた善き方向へと変更している点。


今まで語られなかったボンド出生の秘密やMとの関係など、嬉しいサプライズを加えながら、これまでの変わらない定番はしっかりと組み込んでくれています。


最高だったのは
ボンドカーが初代のアストンマーチンDB5だったとこ...
素晴らしいファンサービスで、興奮しました。

シリーズの良さはそのまま継承しつつ、改革を行った本作はこれからの新しい007への継承作です。
新生した次回作の007にも超!期待




有限会社 タケイチホーム にて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://take-1.sakura.ne.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=1170